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「24時間換気は止めても大丈夫?」知っておきたい住宅の換気と健康の関係

「24時間換気は止めても大丈夫?」知っておきたい住宅の換気と健康の関係

こんにちは、BANhome代表の佐藤です。

先日、ネットニュースで「24時間換気は止めても大丈夫でしょうか?」という内容の記事を見かけました。

そもそも、なぜ24時間換気が必要なのか?

今回は、24時間換気が必要とされる理由と、住む人の健康との関係についてお話ししたいと思います。


■なぜ24時間換気が義務化されたのか?

2003年に建築基準法が改正され、新築住宅には24時間換気設備の設置が義務付けられました。

その背景にあったのは、「シックハウス症候群」への対策です。

建材や家具、接着剤などから発生する化学物質や、生活の中で発生する二酸化炭素や湿気を屋外へ排出し、新鮮な空気を取り入れることで、健康的な室内環境を保つことが目的です。

つまり、多くの住宅は24時間換気システムが正常に動いていることを前提に設計されています。

そのため、長時間停止すると室内の空気がよどみ、湿気がこもり、カビや結露の原因になる可能性があります。

なので、「基本的に24時間換気システムは止めないでください。」と説明されると思います。


■シックハウス症候群とは?

1970~1990年代にかけて、省エネルギー性能を高めるため、住宅の気密性・断熱性が大きく向上しました。その結果、それまで隙間から自然に入れ替わっていた空気がほとんど動かなくなり、室内の空気が滞留しやすくなりました。

さらに同じころ、住宅では接着剤や塗料を使用した建材や製品が多く使われるようになりました。

合板・集成材、防腐剤、家具や収納家具など

これらからホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)が放散され、室内に蓄積するようになりました。

その結果、

  • 目がチカチカする
  • のどの痛み
  • 頭痛
  • めまい
  • 吐き気
  • 倦怠感
  • アレルギー症状

などを訴える人が増え、「シックハウス症候群」と呼ばれるようになりました。


■建築基準法が改正

こうした状況により、2003年(平成15年)に建築基準法が改正されました。

改正では主に次の3点が義務付けられました。

  • ホルムアルデヒドを発散する建材の使用制限
  • 天井裏などへの建材使用規制
  • 24時間換気設備の設置義務化

これにより、新築住宅では計画的に空気を入れ替える仕組みが標準となりました。


■24時間換気を停止しても大丈夫?

BANhomeでは、「WB工法」という二重通気の工法を採用しています。

WB工法は、壁の中の通気層で空気の流れをつくり、気温の変化を利用して家そのものが呼吸するような仕組みを持っています。

湿気や生活臭、化学物質を屋外へ排出しやすくすることで、室内環境だけでなく、木造の耐久性にも配慮した工法です。

そしてWB工法は、24時間換気システムを停止した状態でも建築基準法の基準を満たすことが認められた、大臣認定を取得している唯一の工法です。


まとめ

24時間換気システムは、一般的な住宅では基本的に長期間停止しないことをおすすめします。

シックハウス症候群を防ぎ、健康的な室内環境を保つために重要な設備であり、多くの住宅は24時間換気が正常に作動していることを前提に設計されています。

一方で、24時間換気システムは機械設備である以上、定期的なメンテナンスやフィルター清掃などが必要で、故障すれば修理や交換も避けられません。

家は40年、50年…あるいはそれ以上暮らし続ける大切な資産です。だからこそ、新築時の性能だけでなく、将来の維持管理やメンテナンスコストまで考えた家づくりが重要だと私たちは考えています。

BANhomeでは、建物そのものの性能や耐久性を高めることで、住む人にも家にもやさしい住まいをご提案しています。

以前のブログも参照ください。

これからも、40年後、50年後も安心して住み継ぐことができる住まいを、新潟の気候風土に合わせて一棟一棟丁寧につくり続けてまいります。


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BANhome(バンホーム)は、「“暮らす。”を楽しむ家づくり」をコンセプトに、
住まい手の想いに寄り添う家づくりの伴走者です。
地域に根ざした工務店として、新潟の気候や暮らしに合った、快適で心地よい住まいをご提案しています。

BANhome|株式会社藤真工業

代表取締役 佐藤 眞弘

一級建築士/一級建築施工管理技士/宅地建物取引士

趣味:ギター、ジョギング、読書 など

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